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#09 まとめと反省,そしてお礼

企画者レポート(全9回)

全員がなんらかの発言を積極的に行ってたという点について,本来のねらいである,音に向かう体験をしながら自分なりに見立ててみる,ということは達成できたように思う。

そうではあるが,体験の時間が短い,という点については反省したい。これは,先にも述べたように音楽家(指揮者)が転倒することによって,指揮者と参加者の十分だと感じる時間感覚にズレが生じている,という興味深い結果とも考えられる。

しかし,その後の省察を充実させるためにも,参加者の「十分に体験した」という実感は重要であり,適切な時間配分が必要だと感じた。また,省察でディスカッションを深める手前で終了時間となり,話し足りないと思われた参加者もいたかもしれない。平等に転倒する緊張感と時間配分を両立させる改善策を今後の課題に挙げ,検討を重ねたい。

また,このワークショップはネタバレした上での実施は,楽しさ(!?)が半減してしまうのと,何より指揮者役が慣れてしまうと,転倒する目的が果たせなくなってしまう。程よい緊張感を保つのが難しい企画であるため,再演は困難だろう。

それでもやってみたい,パレイドリアンに来て欲しい! という方はお知らせください。

以上,長くなってしまったが,企画者としてのレポートとしたい。今回の文章では,企画から実施までの流れを追うだけになってしまい,省察における細かい検証まではまだ追いついていない。今後,時間をかけながらじっくりと向き合っていく予定である。

最後に,実施の判断が難しい中,万全の感染対策を施した上で開催を決断していただいたTOKAS関係者の皆様,的確なアドバイスとサポートで助けていただいたTOKAS本郷の皆様,そして,参加を決意し会場に足を運んでいただいた参加者の皆様に厚く御礼申し上げます。

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